INFJの日記

日々思うことを書きます

節分に隠された鬼の本当の歴史

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今日は2月3日で節分というわけで、
子供の頃から


「おには〜そと〜、ふくは〜うち〜」


とぼくらも当たり前のようにやってきた
日本の行事の一つですが、


実はこの節分には
意図的に捻じ曲げられた
日本神話の歴史があるのです。


まず簡単に説明しますと、
その「鬼は外」と
豆を投げられ、外に追いやられているのは
実は日本の神様である。


ということなんです。


エッッッッッッと思ったあなた、
そうです、我々は今まで
神様に向かって大変失礼な行事をしていたことになるわけですね。


詳しく説明していきましょう。


そういったあらすじが書いてあるのは、
今やもう存在していませんが、
大元教という明治31年
出口王仁三郎と妻の出口なおという方が
設立された教団がありました。


その出口なおさんに神懸かりがおき、
国祖様である国常立尊(=艮“ウシトラ“金神)
によるメッセージが降ろされたんですね。

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その数々のメッセージの中に、
「炒り豆に花の咲くとききたぞ」
とあります。


出口なおに神懸かりが起きたのも実は2月3日だったのですが、
それはさておき
豆は炒ってしまうと普通芽なんか出るはずありませんよね。


なぜそんなことを言ったのか。


そのヒントとなるのが
出口なおの死後に王仁三郎によって書かれた


霊界物語の中にあります。

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ざっと話しますと、
天足彦胞場姫という人類がいて(多分アダムとイヴ)
その二人が子孫を増やし、
そうした神の意志を代行すべき人間たちが
神を忘れ、私利私欲のために争うことを憚らない存在へと
堕落していく。


国常立尊(以下国祖様)自身は神政(神界での政治)をやっていて、
そうした人間たちの世界と
神界は互いに影響し合うので
国祖様は頭を悩ませていました。


そうした堕落した人間たちの邪気は
集まって邪神を産み、さらに人々に憑依して
大暴れし、世の混乱を招いたのです。


そうした一連の流れに国祖様は頭を悩ませ、
厳しい律法を定めました。


一夫一婦制、殺しの禁止など、
今を生きる我々としては当たり前の決まり事ですが、
それすらできていなかった当時の人間界は
しばらくそれで落ち着いたのです。


が、邪神たちはその定められた律法に
いつまでも納得がいかず、
国祖様自らその律法を破るように仕向けるのです。


どうしたのかというと、
一つは正神側の夫婦神に色仕掛けを働き、
夫婦の道を外させ、


もう一つは
聖地エルサレムの城に火弾、毒薬を打ち込み、
天使たちは国祖様の厳命により
忍耐、無抵抗を貫いていたが、
魔軍の執拗な攻撃によって進退極まり
やむなく破邪顕生の剣を抜き、
魔軍を壊滅させる。


これらが邪神の狙いであり、
正神側に自ら「一夫一婦制」と「殺すなかれ」
の掟を破らせ、その事実を国祖様に突きつけることで
十六神将や天使長の追放に成功するのでした。


その件から邪神たちは調子付き
正神たちをどんどん追い詰め、
神界でのトップ、天の大神様より
国祖様に対し、
「もう少し律法緩めたらどうなの?」
と言われるのですが、
国祖様は頑として聞き入れず、
その間もずっと邪神たちは国祖様の隠退を直訴していました。


ついに万策尽きた天の大神様も
国祖様に対し、
「ごめん、もう無理っぽいからちょっと下がっといて」
ということで
国祖様自身、
「俺が頑固すぎて地上を暗くしてしまってのは俺のせいや・・」
と悟り、
妻神と離縁し、一人根底の国に落ちる決心をしたのです。


そして、節分の日に
国祖様は邪神らに髪を抜かれ、
手足を切られ、骨を断たれ、
筋をちぎられるという残酷な処刑を甘んじて受け入れ
元の霊身になって聖地エルサレムを去る・・


その国祖様の背に向かって邪神どもは
煎り豆を投げつけ、こう叫ぶ。。


「煎り豆に花が咲くまで、帰ってくるなよ!」


煎り豆に花が咲くことなどありません。
要するに、2度と帰ってくるなということですね。


少し長くなりましたが、
以上が節分に関する、
いや、今を生きる我々に
現在進行形で関係している日本の神様の話だった野ですが、
いかがでしたでしょうか?


だいぶ宗教チック?な話なので、
そうじゃないよ!っていう方も
中にはおられるかもしれません。


今回参考文献とさせていただいたのは、
内記正時 著
「スメラの民へ 秘義編[日月神示]神仕組のすべて」
という本になります。


つらつらと話してきましたが、
ぼくもこうした本や日月神示に書いてあることを
指針に生きてきたものとして、


当然ながら「鬼はーそと〜」なんて言って
豆を投げて「自分さえ良ければいい」なんていう
考えは呼び込みませんが、
他にもこういうことを知ってくれる人が
一人でも増えてくれると良いなと願っています。